今からおそらく6年前、2度目の金沢旅行。メインイベントは、夫の愛車を廃車にする前になぎさドライブウェイを走る!だった。「他はどこ行く?」ってインスタを検索し、私のアンテナにひっかかったのが「鈴木大拙館」だった。当時「鈴木大拙」がどういう人かも知らずに訪ねた。あいにくの雨模様であったが、鈴木大拙館は雨が似合うのだ。(なんてったって公式ホームページの写真は曇り空の写真)
元dreamのamiの夫に似た雰囲気の男性が訪れそうな場所。
水鏡の庭
金沢を着物で観光していると思われる女性の笑顔が素敵だった。
鈴木大拙は金沢が生んだ仏教哲学者。館内を巡ることにより、鈴木大拙を知り、そして来館者が自ら思索する場として利用することを目的に建てられたそうな。
確かに、館内で自分の一番気にいる、もしくは落ち着く場所で休憩がてら物思いにふけるのに最適な場所だと思う。
鈴木大拙館で物思いにふけたあとは、忍者寺を見学。目的を果たすためとはいえ、昔の時代によくあんなに手の込んだものを作れるよな、そして現世に残していられるよなと感心する。
さぁさぁ!観光のあとは待ちに待ったグルメの時間です。
訪れたのは「旬菜 馬数」
〒920-0912 石川県金沢市大手町15−11
さすが金沢!お刺身がうまいのなんの。
上の大きな海老の頭は残し、下の写真にあるように、一旦調理場に下がって手を加えて再び提供するという粋な提案をしてくれる。ホスピタリティー。
バーニャカウダ風
たらふくな状態でホテルに帰還。
鼓門は金沢駅のシンボル。
ライトアップされるとまた素敵さがアップ。
翌朝、宿泊したホテルでは朝食は食べず、おしゃれな朝食を提供してくれる別のホテル(夫が予約してくれた。粋だねぇ。)まで歩いて向かう。
こんなおしゃれな朝食初めて!
小皿にちょっとずつお料理が盛られるスタイルって、テンション上がるね。
今振り返って金沢茶屋を調べたところ、加賀屋のおもてなしを引き継ぐ旅館とホームページに記載されていた。泊まるのは敷居が高いけど、朝食だけ味わうナイスな計画。
このあと私達はなぎさドライブウェイを思う存分走ったのでした。
あれから約6年後、源さんが土井善晴先生に鈴木大拙館の券をもらって、鈴木大拙館を訪れ「光の跡」という曲が生まれた。
これはなんとしてでも再び鈴木大拙館に行きたい!もっとじっくり雰囲気を味わいたい!と思っていた矢先、金沢へ行くきっかけが私のもとに転がってきた。
それはどんな旅になるのやら?
大雨にだけはなりませんように。