前回は山のワードローブについて書いたが、あれだけでは山には登れない。
登山するために、これだけは持っておきたい登山グッズについて補足しようと思う。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
ザック編
サースフェー40+5(MILLET)
私の背中にベストフィットしたのがこれ!程よいクッションが心地よく、さほど汗は蒸れない。胸元や腰回りにポケットが充実しており、ザックを降ろさずとも、日焼け止めやスマホが手に取れる。
「40+5」の名の通り、蓋の高さを変えれば容量が可変式。山小屋泊で二泊三日旅も余裕の収納力。
このザックが買い替え時になっても、また同じくこのサースフェーを買うだろう。
(定期的にバージョンアップされ、快適度が増すため)
TEMPEST20(OSPREY)(写真右)
日帰り登山用ザック。先ほどのサースフェーよりも一回り小さいくらいの20リットルサイズ。小さそうに見えて、フリースやレインウェア、行動食等は収納でき、脇にはきちんとドリンクホルダー付き。
トレランしている方が担ぐザックよりも収納力は高い。ベルト部のクッション性は低いが、体にフィットさせて使用するため、ストレスは感じない。
数年前まで30リットル超えのザックを一つしか持っていなかったが、OSPREYを追加し、使い分けることで登山が快適になった。「大は小を兼ねる」と言うが、その時々に合ったサイズを使う方が良い。
登山靴編
X ULTRA(SALOMON)
スポーツ用品店で「これかわいい!」と思って履いても、自分の足には合わないことが多く、最終的にSALOMONが私にジャストフィットということが試着を重ねてようやくわかった。
一足目はグレーで、これは二足目(30%OFFでゲット)小学生がよく履いている、瞬足みたいなカラーリング。
この靴で夏のアルプスも行けるし、アイゼンやチェーンスパイクを装着し、無謀にも雪山に登ったりもした。雪山には冬靴の重要性を強く感じた(この靴では足が凍傷のおそれあり)
そんなに頻繁に登らなくでも、経年劣化するため定期的に買い替えが必要。
ゲイター編
ゴアテックスのゲイター(BAILESS)
ドロドロの登山道やバシャバシャに濡れた登山道には必需品。ボトムスが濡れたり、汚れたりするのが防止できる。
ゲイターを付けると、昔のモーニング娘が「恋愛レボリューション」を歌っていたときの衣装が連想されて、「WOW WOW」と心のなかで歌ってしまう。
ヘルメット編
ravina(FLUQUE)
落石や滑落の危険性がある山に行くときには持って行く。まだ一度しか持って行ったことはない。次に持っていくときは劔岳に行くときだと一人で意気込んでいるが、連れて行ってもらえるかは定かではない。
被り物はなんでも似合ってしまう私だが、あえて可愛いものを選択した。ガッチャマンのヒロインが被っていてもおかしくはないデザイン。
トレッキングポール編
FAST-130 カーボンW(SINANO)
これは夫がおすすめするアイテム。主に雪山に登る際に使用する。
長さの固定はレバーの開閉によりワンタッチで可能。従来の回して固定するタイプより断然使いやすいそう。
超軽量アルミ✕カーボン製のため、軽くて振りやすく、疲れずに山旅を楽しめる。
私はトレッキングポールを地面のどこに付くか?考えながら歩くのが疲れるタイプなのでほぼ使用しないが、今持っているものがダメになったらこちらの購入を検討しよう。
物価上昇や円安の煽りを受け、様々なグッズの値上がりが見受けられるが、一度買ったらそうそう買い替えないものです。
値段で妥協せずに、納得がいく物を購入することを強くおすすめします。