Re:天真爛漫

なんでもないようでなにかある日常を切り取ります

【三越文具フェア2024】vol.11

三越文具フェア2024をお目当てに、母と二泊三日の東京旅行へ。

お昼過ぎに到着。昼食代わりのタルトを食べに、キルフェボン グランメゾン銀座店へ。テイクアウトは路面店だけど、ティールームは地下にあるのね…。私のスマホは虚弱体質楽天なので、電波の入りが悪かった。

母が食べた季節のフルーツタルト
私が食べた白苺のタルト
ニラにしか見えないハーブティー

二人揃ってペロリとタルトをたいらげ、「何だか一つだと物足りないね」なんて言いつつ、セットのお茶を飲み終えたら、タルトが水分で膨らんだのか?だいぶお腹が落ち着いた🫄

ティータイム後、銀座のホテルに荷物を預けていざ三越へ!
本館と新館があってどこが会場なのかさっぱり見当がつかない。コンシェルジュに聞いたほうが早いと思い、お尋ねすると…
「お客様申し訳ございません。こちらは日本橋店の催しとなっております🙇」

「なーにー!やっちまったな!私としたことが!」
ホテルを銀座に決めた時から、私の頭の中では会場が日本橋ではなく、銀座の三越にすり替わってしまっていた。コンシェルジュと母に謝り、地下鉄に乗って日本橋へ。

北海道展などの催しをやるような催事場に、海鮮丼やじゃが豚が並ぶ代わりに、木軸ペンやら紙やらハンコやらが勢揃い。
とりあえず一周して胸の高鳴りを抑える。
万年筆でぬらぬら書けるという「グラフィーロ」のノートをまずは購入。

二周目は本気の万年筆購入へ。パイロット、セーラー、PLATINUMと悩んだが、やっぱりインクカートリッジをたくさん保有してしまっているパイロットの「カスタム74」のF字を購入した。「細かく書けるけどカリカリしないものを」で探したらEFではなくF字と相成った。

これが私の杉下右京「カスタム74」


「憧れの金ペン〜🙌」

今まで使っていたkakunoよりもボディが重くて、まだまだ「書いています!」感が否めないが、杉下右京亀山薫的な相棒感が出せるように使いこなしていきたいです。

7階の催事場をあとにし、5階のインク沼の階へ。決められないほどの多数のインク量。「ほぇ〜」と言葉にならないため息をつきながら、次の目的地である伊東屋へ。

大きな赤いクリップが目印の伊東屋。以前訪れたときよりも圧倒的に外国人が多くてビビる。さっき万年筆を買ったばかりなのに、またもや万年筆を見たり、システム手帳のロロマクラシックの魔導書感に心奪われたりした。次に来るときはロロマクラシックを買うときだと心に決めまして、伊東屋オリジナルのA5サイズのノートだけ買って終了。

出かけたときは鰻一択
夜の築地本願寺

母と自分のために入浴剤を持参したら、母はハンドマスクを準備してきてくれていた。さすが他人軸(動物占いが二人ともひつじ)親子やなぁとびっくりしました。

今回の旅行はホントにお目当てを文具しか考えてなかったため、二日目の行程決めにやや苦戦した。天気が良ければ赤レンガ倉庫に行きたい母。赤レンガ倉庫には母の満足するようなお店はないよと娘。結局のところ、二人して浅草の亀十のどら焼が食べたいという意見が合致して浅草へ参る。

朝一に行ったのにすでに行列ができている亀十。30分ほど並んで白あんとあずきを購入。

人力車の兄ちゃんが「ジャパニーズパンケーキ」と言っていたのはあながち嘘ではない。本当にふわふわの生地で「これは和菓子か?洋菓子でないの?」という印象。一度食べてしまったら上京するたびに訪ねたくなるお店。

人混みにまみれながらやっとこさ浅草寺をお参りし、徒歩で次の目的地すみだ水族館まで。スカイツリーを目印に歩くこと15分で到着。

くらげは癒やししかない
ハリセンボンはるか似の魚
夫への土産「ペンジョンソン」と命名された

人混みに二人して疲れちゃって、ペンギンの水槽の前で座り、ペンギンの泳ぐ姿を眺めるのにかなりの時間を費やした。あいつら泳ぎながらう◯ちするんだよ。

帰路直前東京駅「みはし」でクリームあんみつ

その後のできごとは思い出すのが辛い。
帰宅する前夜にオイスターバーに行ったのが原因か?自宅へ帰宅後、親子揃って胃腸炎になり苦しむことになる。

「これ以上牡蠣食べたら、牡蠣のことが嫌いになりそう」と母が言うからセーブ(生牡蠣2つにカキフライ1つのみ)したのにな…。見事な伏線を張り、きちんと伏線回収する親子なのであった。

実家に居た時間よりも、実家を出てからの時間の方が長くなり、親子といえどもお互いに気を遣う。「温泉旅館で巣篭もり旅」を受け入れてもらえたので、次回は温泉旅で決まりです。